
【トピックス】馬油で“夏の紫外線対策”
『夏に馬油を使っても大丈夫ですか?』
油やけが心配というお客様から、よくいただくご質問です。
“安心してください、馬油で日焼けがひどくなったりしませんから”
その昔、粗悪なオイルを原料に作られたクリームでかぶれ、肌に色素沈着を起こしてシミになることがありました。リール黒皮症などもそのひとつですが、かぶれた原因がクリームに含まれた粗悪なオイルだったため、「油やけ」と表現され、その言葉だけが巡った結果、オイルを塗った肌で日に当たると黒くシミになるという噂が都市伝説のように広まってしまいました。
この噂、まったく本当ではありません。
また、肌に塗ったオイルが日に当たって酸化すると、メラニン色素が増殖してシミになるという噂も事実ではありません。ポイントは、かぶれを起こすか起こさないかなのです。痒みやかぶれ、摩擦などはメラニン色素の増殖を促し、色素沈着に進むといわゆるシミになってしまいます。
ですから、痒みを起こすような化粧品は使用を控えましょう。
オイル美容は紫外線を防ぐわけではありませんが、だからといって日焼けをひどくしてしまう原因にはなりません。
むしろ日焼けによる肌荒れの予防をしてくれたり、ほんの少しですが、馬油には紫外線を防ぐ効果も確認されています。
どうぞ夏も安心して「ひとすみ馬油」をお使いください。
【夏の朝のメイク】
①化粧水→②馬油を薄くハンドプレスで塗布→③ベースメイク(日焼け止め効果のあるもの)→④メイクアップ
【夏の夜のスキンケア】
①化粧水→②馬油を“たっぷり”ハンドプレスで塗布→③そしてよく寝ましょう
基本的には冬の使い方と変わりませんね。夏の日差しに晒されたお肌を、夜のお風呂上りにしっかり馬油でオイルパックしてケアしてあげましょう。夏のお肌のケアにも、これが一番です。